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ロボットの研究をしている博士課程学生です。知能ロボコン、ロボカップジュニア、マイクロマウス、学生ロボコンの参加経験があります。

2017年4月23日日曜日

大会報告' 学術五輪2016年度

2016年度は様々な学術五輪(国内大会)に参加しましたので、結果と一言コメントをまとめて手短に報告したいと思います。下線があるものは予選突破したもの。


・物理チャレンジ
    第二チャレンジ進出・銅賞・国際物理オリンピック日本代表候補
    二回目の参加。何とか日本代表候補になることができ、合宿では貴重な経験ができました。後日詳しく記事を書きます。
・生物学オリンピック
    予選敗退・優秀賞(上位5%)
    今年は物理行くって決めてたのでノー勉で行ったが割といい成績でした。
・化学グランプリ
    一次試験敗退
    高一の成績を下回ってしまった...
・脳科学オリンピック
    予選敗退・関東3位(参加者7人)
    想像以上に参加者が少ないのに賞状をもらってしまった(しかも同立の三位)。理研の脳科学の研究施設を見学させていただけたのはとても良かった。
・倫理・哲学グランプリ
    予選敗退
    4000字のエッセイ辛かったです。
・情報オリンピック
    予選敗退・Bランク
    中二以来の挑戦。3問目までは普通に解けたのは成長を感じるがアルゴリズムを勉強しないと4問目以降はやはりキツいか
・地理オリンピック
    予選敗退
    過去問では7割取れてたのに本番5割もなくて平均割っててびびった
・数学オリンピック
    予選敗退・支部奨励賞
    直前の過去問では二連続Aランクだったと、大量のジンクスで予選突破はいけると思ってましたがダメでした。今年一番悔しかった予選落ち。
・地学オリンピック
    本戦進出・銅賞
    本戦狙ってたので予選突破できて良かった。今年から表彰形式が変わり30位まで表彰対象になったおかげで立派な盾まで貰ってしまった。後日また記事書きます。


というわけで昨年度は9つもの学術五輪に参加してたんですね。言語学オリにも出たら二桁。驚き。

3月には地学オリンピック→科学の甲子園→IPhO代表候補春合宿という三連戦がありました。合計8泊11日の地獄スケジュール(もっとヤバイ人も知ってるので自慢はできませんが)。だいぶ遅くなりましたが、次回から一つずつ記事を書いていきます。

2017年4月9日日曜日

大会報告 ロボカップジュニア2017

お久しぶりです!(長いこと更新してなくてごめんなさい)
新年度が始まり、一昨日から学校もはじまりました。が、昨年度に参加した大会の報告がまだ大量に残っている...特に3月が忙しく、大会三連戦が終わって春休みに入ったらずっと遊んでました。ということでこれから少しずつ更新していきたいと思います。

まずはロボカップジュニアです。チーム「まくみらん」として、レスキューメイズ競技に参加しました。去年まで参加していたレスキューラインとは異なり、メイズ競技のフィールドは迷路のようになっており、マイクロマウスと似ています。PSDで壁の判定を行います。また、壁のところどころには使い捨てカイロ(=被災者)が貼られていて、それを温度センサーで発見したらサイコロ(=レスキューキット)などをその近くに置く、という競技です。

・千葉ノード大会(2016/11/27)
 レスキューメイズに千葉ノードから参加するチームは1チームだけ、ということで関東ブロック大会に推薦されました。練習走行を予定していたのですが製作が間に合わず、千葉ノード大会で走らせることはありませんでした。


・関東ブロック大会(2016/12/24)
 千葉ノードの頃から急ピッチで製作していたロボットはなんとか動作する段階までもってくることができました。今年からルールが微妙に変化し、バンプ(平らなフィールドに丸棒材や角材が置かれ、乗り越える必要がある)の高さが最大2cmとなり、車輪や平行リンクを利用した方法では難しいと判断。クローラを用いた足回りを採用しました。それでも2cmバンプはかなり苦労したのですが、車体後方に使用しないステッピングモーターをおもりとして2つのせる、という方法で乗り越えられるようになりました。
関東ブロック大会、僕は事情があって参加できませんでした。競技中にクローラが外れてしまったそうで、残念ながら結果は5チーム中5位。全国進出はなりませんでした。過去クローラに挑戦した先輩方も外れてしまうことが多かったと聞いています。どうにかならんものか...

今回でロボカップジュニアに参加するのはおそらく最後になります(ロボカップには将来参加するかも?)。僕自身、正直そこまで力を入れていた大会ではなかったのですが、それでも新しい技術に挑戦することができたり、問題解決などで多くの経験を積んだりすることができました。そのような点で、自分を成長させてくれたと思っています。将来OBとしてスタッフやってみようかぁ